星導市ほしるべし

世界で初めての異能者保護区域として建設された街。現代日本でいう神奈川県横須賀市に値する。
海沿いの街。近年は立地柄、観光地としても栄えてきており、リゾート施設等も存在している。
坂が非常に多い為、路面電車も数多く存在している。
隕石が落ちる前は星導市ではない新都市開発の予定があった場所だったお陰で星導市建設については然程苦労しなかったとのこと。
海産物とギフトカレーが特産品。

学生たちの暮らしについて
中高生は基本的には、
・星導市での親元暮らし
・白烏寮への入寮
となっております。
親元とはありますが、身元のはっきりした成人であれば親戚や遠縁、兄弟姉妹元でも可能です。
また、様々な理由により血縁者/保護者のいない学生を引き取っている孤児院も存在しているようです。
高校生は学校へと申請し許可が下りれば一人暮らしも可能です。
大学部の生徒は暮らし方の制限はありません。
希望があれば入寮も可能です。

一般向けの学校について
星導市はギフテッド向けの都市となってはおりますが、一般向けの学校も小学校、中学校、高校と一校ずつ存在しています。
主に天狼学院に在籍するギフテッドの家族が通っています。
その為人数は天狼学院と比べると少なく、1/3程度となっています。
高校は一応の入学試験はありますが、難易度はそう高くありません。


天狼学院てんろうがくいん

星導市に開校した巨大な異能者育成学校。
初等部/中等部/高等部/大学部のエスカレータ式だが、高校卒業後は一人前として見做され、外の大学に行く事も可能。
寮も完備されているので、遠方からの入学者も受け入れている。
学校からの許可が出れば高等部から一人暮らしも可能。

クラスについて
初等部、中等部、高等部全て1学年160人程度です。1クラス約40人になるよう、 αアルファβベータγガンマδデルタの4つのクラスに分けられます。

学生証について
初等部から大学部に至るまで全ての学生に発行され、携帯が義務づけられています。
顔写真入りで一般的な身分証として使用したり、所属するクラスや班についても記載され、毎年度更新されています。
星導市内であれば、この学生証を提示することで何かおまけがある、割引が入るといったお店はたくさんあります。

中等部/高等部制服について
中等部/高等部の制服は共通です。初等部/大学部は私服で、制服はありません。その為、大学生は一見するとどこの班に所属しているかはわかりません。
本人に聞く、学生証を見せて貰う等の手段が必要になるでしょう。勿論わかりやすいように班カラーの装飾品を付けたりするのは自由です。
夏服冬服/男女共に、セーラー服とブレザー服の自由選択制です。
入学時に制服は希望の班のものを学院から支給されますが、自らの都合による班変更で班カラーが変わった場合、制服の買い替えは自費負担となります。
また、成長による制服お直しやバトルで破れた制服修復は指定の店にいけば無償で行ってもらえますが、装飾品などの追加購入等は自費となります。

校章は「勝利と栄光」の花言葉を持つ月桂冠をベースに、生徒達の未来を守る天狼の盾、そして冬の三角形をモチーフとした三ツ星で構成されています。
また、制服のラインやリボン・裏地等は班カラーで分けられている為、一目でどの班に所属しているかわかるようになっています。
セーラータイプ:ガクランに関して、着用イラストでは左腕にタイを結んでいますが、どこに結び付けるかは自由です。
制服の改造なども認められていますが、場合によっては指導対象(フレーバー)となります。(ブレザータイプ:ズボンイラストの右下参照)
基本的には所属している班以外の制服を着用する事は禁止されています。
一部の装飾品のみ、所属している班がはっきりわかれば他班カラーの装飾品を身に着ける事は可能です。
【例:所属は真珠班(青)だが、大火班(赤)のリボンを貰って髪に結び付けている等】







授業内容について
初等部、中等部、高等部では普通の授業に加え、異能学と呼ばれる異能力者向けのカリキュラムが必須科目となっています。
大学部は異能学もありますが必須ではなく、選択科目です。

異能学について
天狼学院を始め、全国の異能者育成学校で実施されているギフトの制御や能力向上について学ぶ教科です。
ギフテッド全般に通用する共用カリキュラムと、ギフトの個性や制御の状況に応じた個別カリキュラムを組み合わせた指導が行われます。
個別カリキュラムは生徒によって内容が異なりますので、指導内容についてはPC毎に設定していただいて構いません。
また、ギフトを使用する前提の教科なこともあり実技による評価が主体となります。

部活動について
部活動は割と盛んで、特にスポーツ関係が強いようです。
●運動系●
・バスケ部(男女)
・野球部(男子)
・バレー部(男女)
・サッカー部(男子)
・テニス部(男女)
・卓球部(男女)
・弓道部(男女)
・クリケット部(男子)
・チアリーディング部(女子)
・陸上部(男女)
・マリンスポーツ部(男女)
・剣道部(男女)

●文化系●
・吹奏楽部
・演劇部
・アニメ研究会
・美術部
・筝曲部
・天文部
・eスポーツ部
・軽音部
・写真部
・情報部(新聞+放送)

ここに記載されていない部活も使用する事が出来ます。
委員会も多数存在するようです。

市内/校内施設詳細はこちら


◆各班について◆

天狼学院では学年やクラス分けの他に、班分けが採用されています。
班分けは学年やクラスもごちゃ混ぜになっています。
基本的には学校からの本人の資質やギフトなども加味した振り分けになっていますが、入学前に希望書を提出すれば希望通りになります。
班ごとの授業はありませんが、学園祭等では班ごとの出し物があったりしますし、光陰戦は三班で分かれての戦になります。
光陰戦については「光陰戦について」の欄をご覧下さい。

大火アンタレス班●
主任は赤根 柾彦(せきね まさひこ)先生です。指定カラーは赤です。
破壊力に長けたギフトを持つ生徒や、問題児として扱われがちな生徒が多いです。
比較的男子生徒の方が多いですが、女子も在籍しています。

天秤ボレアリス班●
主任は宇緑 蓮之助(うろく れんのすけ)先生です。指定カラーは緑です。
身体系のギフトを持つ生徒や、自由人な生徒が在籍しています。
男女の数はほぼ同数です。

真珠スピカ班●
主任は一青 周(ひとと あまね)先生です。指定カラーは青です。
自然系のギフトを持つ生徒や、成績上位の生徒が多く在籍しています。
若干女子生徒の方が在籍数は多いようです。

どこの班に所属するかについては、PL様の判断で選択して頂いて構いません。
一度所属した班から別の班への変更申請は、毎年四月中にのみ、一年に一度だけ受け付けられています。
変更した際は、変更した年月日を名簿へと記して下さい。


異能ギフト異能者ギフテッド

1934年に名称が確定。星からの贈り物という意味。
初期はギフテッドに奇異の目が向けられ、風当たりも冷たいものでしたが、現在となっては存在するのが当たり前となっています。
王道な「身体強化」や「自然操作系」から、「ヒヨコのオスメスを見分ける力」「スカート限定のサイコキネシス」等様々な異能が存在します。
強大なギフトを持つ人も勿論いますが、代わりに大きな代償を伴う場合が多いです。
時には神話や幻想的な存在のギフトを授かる人もいますが、存在の立ち位置的には人間と見做されています。(例:天狗/ヴァンパイア/エルフ/天使/悪魔/獣人等)
現時点で余りに強大過ぎる存在の、神そのものの様なギフトを持つギフテッドは確認されていません。
また、外見的に人外過ぎるギフテッドも確認されてません。(◆PC登録禁止事項◆参照)
ギフトを発動させると変身が出来るようになる、といったようなギフテッドは存在するようです。

ギフトを持たない一般人と比べ、素の状態でもギフテッドの身体はかなり頑丈です。
ギフトに目覚めたばかりの幼子が車と正面からぶつかって無傷だった、というような前例もあります。
特に特別な訓練をしなくてもオリンピック選手並の運動能力を持っている為、公式試合等では制限が多く存在します。

ギフテッドが法を犯した場合、ギフトの使用に関わらず一般人よりも罪は重くなります。
ギフテッド同士の戦闘に関しては、戦闘訓練と見做されて、相手を殺さない限りは治外法権として扱われています。

ギフトを持つ新生児が産まれるメカニズムは未だ解明されていません。
両親共にギフテッドだった場合はかなり高い確率で産まれるようだ、くらいの事は解っています。
両親のギフトを引き継ぐ場合もあれば、全く関係ないギフトを授かる事もあります。
また、現在時点で成人してからギフトに目覚めたという例も発見されていない為、恐らく0歳~18歳までの間にギフトに目覚めなければそれ以降も発現しないとの見解です。


◆武器や防具について◆

ギフトによっては武具が必要になるとのことから、天狼学院在学生または卒業生で、且つ星導市の許可が出た者だけが使用する事が出来ます。
市内にある武具ショップ「絡繰屋」にて許可証を出した者だけが購入して使用する事が出来ます。(許可証の入手はフレーバーです)
多少の値は張りますが、オーダーメイド等も請け負っている様です。


◆星導市の医療について◆

治療系のギフテッドが多く勤務している「聖エスペランサ総合病院」が天狼学院近くに建てられています。
『死ななきゃ安い』を地で行く程の治癒力を保有しています。
立ってすらいられない程の大怪我をしていたのに次の日は普通に学校に来ている、なども珍しくありません。
また、通信系のギフテッドが受付をしている為、何処から通報しても発信元を特定し数分で救急車が到着する速さを誇っています。
大怪我をして喋れなくても、電話さえ掛けられれば救急車は来るでしょう。
天狼学院在学生は医療費は掛かりません。


光陰戦こういんせんについて◆

高等部でのみ行われる班別に分かれてのギフト対抗戦です。中等部と大学部の生徒は応援にのみ参加する事が出来ます。
優勝班は一ヶ月の間、課題免除+一日一食分の学食が無料になります。
また、中等部と大学部に所属する優勝班についても、中等部は一か月の課題免除、大学部は一か月の間一日一食分の学食が無料になります。
ルールは以下です。

光陰戦ルール
定められた期間内に他班の生徒と戦闘を行い、その勝敗と応援で獲得する点数を競い合う。
戦闘については宣言戦通常戦の2種類が存在する。

宣言戦の流れ
①専用の掲示板を用いて、指定の日時に他班へ戦闘を仕掛ける旨を宣言する。
 この指定の日時は掲示板の書き込みから12時間以上経過していない場合、宣言を無効とする。

②宣言の書き込みに対し、指定された班の生徒が宣言を受けるを返信することで宣言戦が成立する。
 指定の日時の内、20~23時の宣言に誰も宣言を受けなかった場合、宣言貫通とする。
 例:指定日時が「10/1 21時」の場合、返信があった場合でも書き込み時刻が「10/1 21:00」であれば間に合わなかった=宣言貫通とする。
 宣言貫通となった場合、専用の掲示板に勝利報告をあげる。

③指定の日時までに集合用のチャットルームに両者は集合するものとし、遅刻した者が居た場合は不戦勝とする。
 例:指定日時が「10/1 21時」の場合、入室時刻が「10/1 21:00」であれば遅刻=不戦勝とする。
 不戦勝となった場合、専用の掲示板に勝利報告をあげる。

④光陰戦用のチャットルームに移動し、戦闘を行う。勝利した者は専用の掲示板に勝利報告をあげる。

通常戦の流れ
①集合用のチャットルームで遭遇した生徒同士で合意が得られた場合、光陰戦用のチャットルームに移動し、戦闘を行う。
 宣言戦のように事前に集合の取り決めを行う必要はない。

②勝利した者は専用の掲示板に勝利報告をあげる。

応援の流れ
①光陰戦のチャットルームに居る自班の生徒に対し、入室して応援のロール(一言程度の簡易なものでもよい)を行う。
 応援のタイミングは自班の生徒の入室~勝敗がつくまでの間であること。
 応援者の入室時点で勝敗がついていなければ、ロールの書き込み前に勝敗がついてしまった場合でも応援は間に合ったものとする。

②自班の勝敗を問わず、勝利報告の書き込みに応援報告をあげる。応援報告は1班につき2名までとする。

得点について
得られる得点については次の通りとする。
・宣言戦 :勝利した班に3点
・通常戦 :勝利した班に2点
・応援  :班の勝敗を問わず1点(最大2点)
・宣言貫通:宣言を行った班に3点
・不戦勝 :遅刻しなかった班に5点(※宣言戦の勝利点3点+応援点2点)

光陰戦用Q&A
Q:宣言戦で不戦勝が発生後、遅刻した相手が入室した場合どうなる?
A:宣言戦にはなりませんが、同意の上で通常戦を行っていただく分には問題ありません。
 その場合は先に不戦勝の報告をあげていただき、光陰戦用チャットルームに移動して通常戦を行ってください。