◆世界観導入◆
「きら星のかなたへ」は2024年9月から関東地方に存在する架空の都市「星導市」で始まります。西暦は現代日本と同じですが、これまで/これから歩んだ歴史は異なります。
文化や科学等は現代日本より少し、異能者の存在により、医療は現代よりも大きく進んでいます。
1924年の10月、現星導市が存在している場所に大きな隕石が落ちました。
隕石による人命被害は奇跡的にほとんどありませんでしたが、この年から不思議な力を持つ人々が現れだします。
混乱の渦から生まれかけた内部戦争を治めたのは、一番最初に不思議な力に目覚めたと思しき星導誠でした。
あまりにも大きな力を手にした異能者達は一時的に奇異の目に晒されましたが、星導誠が政府に掛け合い、異能者保護区域として「星導市」を建設します。
それから2年の時間をかけ、星導誠を理事長とした「天狼学院」を開校。
異能は星から授かった贈り物としてギフト、ギフトを持つ人々の事をギフテッドと呼ぶようになりました。
若いギフテッド達が道を外さぬようにと天狼学院では通常の授業の他に、異能を学ぶ授業を始めます。
最初にギフテッドが生まれてから約100年の時が経った今、ギフテッドが存在するのが当たり前の世界になってきました。
ギフテッドの子供たちも今となっては青春し、恋をし、学び、異能を高め合う為にバトルをし、毎日を面白可笑しく過ごしています。
異能力があるという事以外は、現代日本の学生たちとそう変わりません。