学院の裏庭に建つ、かなりしっかりと造り込まれたプロレスのリング。
赤コーナーと青コーナーがあって、ロープもちゃんと張られてる。マットの弾力もいい感じ。
「リング欲しくね？」という純真無垢な大火班のアホが努力と根性と、その情熱に惹かれて集まった似たようなアホ達との友情でこしらえられたプロレスのリング。
完成させたアホ達がさっそくプロレスごっこではしゃいでいたところ、三秒で先生にバレてあえなく差し押さえ。
しかしアホの一念なんとやら。
粘り強い交渉や、土下座に継ぐ土下座。
デモまで起こして妥協と条件が飛び交い、ついには光陰戦だけでのみ使ってもいいことになったという経緯を持つ。
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